| 外反母趾の原因と改善法について |
施術中にはクライアントさんの体をよく観察していますが、足の親指が内側に曲がっている方は少なくないようです。特に女性が多いですね。
ただ、親指がかなり内側に曲がっていても、痛みがないという人も少なくないですが、そういう人でも2〜3時間以上歩いていると痛み出すことがあるようです。
外反母趾の一番の原因と思われるのは、足裏の重心が足の親指の付け根のふくらんでいる部分(拇指球)にあることです。
女性に外反母趾が多い理由の一つは、先が細くてヒールの高い靴を履く機会が多いことによって、常に拇指球の方向へ体重がかかっている状態になっているからです。
必ずしも靴だけが原因ではありませんが(男性にも外反母趾はいます)、外反母趾というのは、(拇指球に重心がかかる結果)足の甲の先の部分の指の付け根の骨(中足骨)が広がった結果起きると考えられます。
中足骨や拇指球付近に体重がかかって長時間静止していると、筋肉が疲労し働かなくなってしまうのです。その結果として中足骨が開いてくるのです。
外反母趾の予防と悪化を防ぐためにまずしなければならないのは、足裏の重心を拇指球からもっと踵の内側の方向へ移すことです。
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体重を載せるための足裏の正しい位置は、距骨という踵の骨(踵骨)の上の骨の上です(踵と土踏まずの境目の辺り)。この骨の上には(立っている状態のとき)脛骨という脛の部分の太い骨があるので、筋力をあまり使わなくとも立っていられるので、楽な立ち方でもあります。
距骨に体重をかけ脛骨で立つことができれば、中足骨のまわりの緊張が解けていき、足の甲が高くなっていき、外反母趾で扁平になっていた足の甲にアーチができてきます。その結果として足自体が物理的に強くなり、性能がアップします。
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| 靴はヒールが低いだけでなく、できるだけ足の甲の部分をしっかりと固定できるものが、外反母趾予防と悪化防止のためには必要です。 |