頭痛の種類(機能性頭痛・器質性頭痛・偏頭痛・頚性頭痛・筋緊張型頭痛・群発頭痛)。
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頭痛の原因と解消法

頭痛には、検査をしても異常が見つからない機能性頭痛と、病気が原因で起こる器質性頭痛のふたつに大きく分類されます。器質性頭痛は全体の10%以下です。

器質性頭痛の原因になっている病気としては、脳腫瘍、髄膜炎、クモ膜下出血などと、頭部打撲による外傷、目や耳、鼻の病気や虫歯、風邪などです。

頭痛が起こったとき、機能性頭痛の場合は、「いつもの頭痛だ」とわかっていますが、器質性頭痛の場合は、「普段、経験したことのない頭の痛みだ」と感じることが多いと思います。その場合は病院を受診したほうがいいです。

下記は機能性頭痛に分類されます。


偏頭痛
頭痛で来院される方も当院にはいらっしゃいます。女性、それも比較的若い女性が多いという印象です。

偏頭痛の原因は、主に、環境の変化、精神的ストレス、睡眠障害、強い光や音、飲酒、チョコレートやチーズなどの食品摂取が誘引になり、脳の後頭葉の動脈が急に収縮することで起こるといわれています。

前兆としては、視野の左側か右側に、水面のゆらぎのような白っぽいチラツキ現れて、だんだん大きくなるというものです。

20分ほどで血管は元に戻るので、ちらつきは消えますが、反対側のこめこみのあたりが、ズキンズキンと拍動に応じるように強く痛み出し、ひどいときにはそれが頭全体にまで広がります。吐き気が伴うこともあります。

全ての頭痛の2〜3割がこの偏頭痛だと言われています。臨床統計的にも、確かに女性の発生率が高く、男性の4倍程度と言われており、30代が最も多いそうです。



頚性頭痛
頚性頭痛(けいせいずつう)という言葉を始めて聞いた方が多いと思いますが、これは首の筋肉の緊張が引き起こす頭痛のことで、筋緊張型頭痛と言われているものです。頚性頭痛は頭痛全体の7〜8割を占めています。

原因は、頚椎の変形やヘルニアなどで、交通事故のむち打ち症や枕が合わないために起こることもあるようです。

特に多いと思われるのが、合わない枕のために、不自然な寝姿勢になり首の後ろの筋肉が寝ている間に緊張してしまい、血管が締め付けられ神経に栄養が十分に運ばれなくなり痛むというものです。

なぜ頚椎が変形すると頭痛が起こるのかというと、脊髄と三叉神経が関係しているからです。
第一頚椎と第二頚椎の間から頭の方に向かって、第二頚神経後枝(大後頭神経)が伸びています。この神経が締め付けられたり傷んだりすると、頭痛や後頭部の痛みの原因になるのです。
大後頭神経は、髪の生え際のあたりで三叉神経とつながっているので、三叉神経痛として目の奥が痛んだり、目頭がキリキリするといった症状が出ることがあるのです。三叉神経とは頭や顔などの感覚を支配している神経のことです。

第二頚神経前枝と第二頚椎の間から出ている第三頚神経前枝は、小後頭神経と呼ばれていますが、この神経は、耳の後ろから顎の関節、そして首の付け根あたりに広がっています。寝ている間に耳がちぎれそうに痛くなったり、朝起きたら耳がしびれていた、顎のあたりに違和感があるなどという症状が出たときは、これらの神経の異常が考えられます。

第三頚神経と第四頚神経は、喉と首回り、前胸部を支配している神経です。寝姿勢が悪くこれらの神経が傷つくと、喉が締めつけられるように感じたり、胸に圧迫感を感じることもあります。
さらに首の下へいって(頚椎は頭の方ら順に1〜7番まであります)、第四頚椎と第五頚椎の間から出ている第五頚神経は、ちょうど肩の後ろ側から胸に向かって伸びています。夜間に肩の痛みで何度も目が覚めると、40代以上の人なら、四十肩(五十肩)だろうかと思うでしょうが、寝姿が悪くて(多くは合わない枕が原因)首が不自然に傾いたまま寝ていて、第五頚神経を圧迫している可能性があります。

その下の第六頚神経は、肘の周辺にまで伸びています。起きたときに肘が痛む、肘の曲げ伸ばしが不自由に感じる場合は、この神経が傷んでいる可能性があります。

一番下の第七頚神経と第八頚神経は、指先にまで達しています。特に第八頚神経は、肘の内部にある骨の隙間を縫うように走って小指にまで達しているので、圧迫を受けやすいのです。朝起きるたびに小指がしびれているとか、なんとなく手がはれぼったく感じ、力が入らないようなときにも、寝ている間に首の神経が圧迫されたことが原因の場合があるようです。

整体で頚性頭痛は解消されますが、根本原因といわれる合わない枕を替えないと、再発することは避けられないでしょう。



群発頭痛
群発頭痛も偏頭痛と同じように突然起こります。年に数回から数年に1回くらいの頻度で起こります。一度発症すると1〜2ヶ月に渡ってほぼ毎日、 同じ時間帯に激しい頭痛が起こるのが特徴です。

じっとしていられず、転げまわる人もいるほど強く痛みます。 片側の目の奥が強烈に痛み、同じ側の目や鼻に、涙・鼻水・鼻づまりなどの症状も現れます。

群発頭痛が発生している期間にお酒を飲むと、必ずといっていいほど頭痛が起こります。

群発頭痛の原因は、まだよくわかっていません。涙が出る、瞳孔が小さくなる、充血・鼻水・発汗といった症状は、副交感神経が刺激されるためとされています。

 

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